ディアスタ鷺沼
コンセプト
古くは鷺沼谷戸と呼ばれ、小川や雑木林、水田や池などの田園風景が広がっていた地域です。
住まう人々、訪れる人々が水や木々の潤いを感じ、心に安らぎを感じるものになるよう計画しました。
住まう人々を迎え入れるアプローチ部分は高さ5mに及ぶ壁を設け、周囲に対しては風格を、住まう人々には安心感と包容感を与える存在としました。
また、構えの壁の足元には水盤、その脇には高木を植え、土地の記憶を彷彿とさせながら、水面の煌めきや季節、時間のうつろいを感じられるものとしました。
柔らかな表情の天然石と水面、木々に彩られたアプローチは風格に満ちながらも、優しい風景を作り出します。
3mの天井高さを持つエントランスホールは一歩足を踏み入れると、エントランス、ロビー、ラウンジと各シーンを経て人々をすまいへといざないます。
また、独立したラウンジスペースは水盤を設け、人々に安らぎを感じる空間としています。
DATA
建築場所 | 神奈川県川崎市 | 敷地面積 | 4365.92㎡ |
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延べ床面積 | 7810.87㎡ | 構造 | RC造 地上6階建 |